
1: This document is written in Japanese. 2: 3: EmacsからAnthyの各機能を用いる方法を記述したドキュメントです 4: 5: 6: (1)ソフトウェアの構成 7: (2)使いはじめるために 8: (3)日本語入力の方法 9: (4)設定項目 10: (5)Quick Guide 11: (6)技術的な詳細 12: 13: 14: 15: 16: (1)ソフトウェアの構成 17: Anthyのemacs対応は日本語入力部と個人辞書の管理の 18: 二つの部分で構成されています。 19: どちらの部分もelispで記述されたフロントエンドから 20: コマンドを起動して、パイプで通信することによって 21: 動作します。これによってクリーンな実装と一定の 22: セキュリティとプライバシー保護を実現しています。 23: 24: 25: 26: (2)使いはじめるために 27: *まずAnthyを通常にインストールしてください。 28: *次にemacs lispをロードする設定をします。 29: 一般的には ~/.emacs に 30: (load-library "anthy") 31: という行を追加します 32: *そして使用するinput-methodとしてAnthyを選択します 33: これも一般的には ~/.emacs に 34: (setq default-input-method 'japanese-anthy) 35: という行を追加することによって行います 36: *emacsのインストールされている場所とanthyの 37: インストールされている場所が異なる場合には 38: ~/.emacs に下記の行を追加してください 39: (setq load-path 40: (cons "/usr/local/share/emacs/site-lisp/anthy/" load-path)) 41: emacsをインストールした先のprefixとanthyをインストールした先のprefixが 42: 違う場合は 43: ~/.emacs に下記の行を追加してください 44: (load-file "/usr/local/share/emacs/site-lisp/anthy/leim-list.el") 45: 46: 47: (3)日本語入力の方法 48: キーバインド 49: 入力モードへの移行 50: +C-\ anthy-modeのon-off 51: 入力モード 52: +/ 英数モードとの一時的なトグル 53: `/'そのものを入力したい場合は`/'を2回打ってください 54: +l 英数モードへの変更(プリエディットの無い状態で有効) 55: +C-j 日本語モードへの変更 56: +q ひらがなカタカナのトグル(プリエディットの無い状態で有効) 57: 編集モード 58: +C-i 文節の短縮 59: +C-o 文節の拡大 60: +C-f 右文節 61: +C-b 左文節 62: +C-n, space 次候補 63: +C-p 前候補 64: +C-j 確定 65: +return 確定 66: 67: 68: 69: (4)設定項目 70: *~/.emacsに記述することによって設定が可能です. 71: +(anthy-change-hiragana-map key str) 72: ひらがなのmapを変更する 73: 例 74: (anthy-change-hiragana-map "," "、") 75: 「.,」を「.,」に割り当てる場合は 76: (anthy-load-hiragana-map anthy-alt-char-map) 77: +(anthy-set-break-into-roman 't) 78: ローマ字入力中にバックスペースを押すと文字単位ではなくローマ字を消す. 79: たとえば「か」でバックスペースを押すと「k」が残る 80: +(anthy-kana-map-mode) 81: かなキーボード打ちモードに変更する 82: 83: (6)Quick Guide 84: ~/.emacsに追加する内容の説明です 85: 日本語をデフォルトにする 86: (set-language-environment "Japanese") 87: anthy.el をロードできるようにする 88: (push "/usr/local/share/emacs/site-lisp/anthy/" load-path) 89: anthy.elをロードする 90: (load-library "anthy") 91: japanese-anthy をデフォルトのinput-methodにする 92: (setq default-input-method 'japanese-anthy) 93: 94: 95: 96: (6)技術的な詳細 97: *src-util/anthy.elがemacs用のanthyのフロントエンドです。 98: *src-util/anthy-dic.elがemacs用のanthyのフロントエンドです。 99: *emacsのsite-lispのディレクトリにインストールされます。 100: *emacs20.7などで動作します。 101: *leimのAPIにも準拠しています。 102: *anthy.el は同梱されているanthy-agentというコマンドを起動して 103: パイプで通信をすることによって変換の動作を行います。 104: *anthy-dic.el は同梱されているanthy-dic-toolというコマンドを 105: 起動してパイプで通信を行うことによって、個人辞書にアクセスします。